クラウド型お化け屋敷



首都高15時。

あいにくの雨。

こういう時はインドアで楽しめるところを探すのが大変である。

でも前から目をつけていたところがあったのだ。

日本科学未来館の企画展である。



1階から7階まで、様々な企画展やイベントが開催されてる。

これはいいところを発見したものだ。
これからは頻繁に来てもいい。


さて、今回のお目当てはこちら。



中はさすがに撮影禁止なのだが、この企画展の主旨は


人間はなぜ恐怖を感じるのか。

そもそも恐怖とは何か。


など、とても深いコンセプトなのである。

詳細は是非体感してもらいたいのでここでは記載しないことにするが、

興味深い企画展のスタイルとして感心したのは、

初めて見る”クラウド型お化け屋敷”という発想。

通常のお化け屋敷は、それぞれのポイントで専門のスタッフや
センサーなどが起動し、

お客を驚かす側と驚かされる側

という完全対立構造であった。

しかし、本企画展の秀逸なところは、
専門スタッフは向こう側にはいない。

次のお客を驚かせるのは、
すでにアトラクションを終えた客なのである。


アトラクションを終えると、お化け屋敷内の各所をモニタリングできる
システムになっており、ここだ!と思うタイミングでお客を驚かすための
スイッチを自由に操作できるのである。

お客は絶対次の見知らぬお客を驚かしてやろう、という意志が働く。

よって、真剣にその絶妙なタイミングを推し量りスイッチを押す。

驚かされたお客は、今度は次のお客を驚かせてやろうと真剣になる。

これは上手いシステムであり、何かの商売に活用したいと思った次第。 

まさにクラウド型のお化け屋敷だ、と直感した。

驚かされた後は、驚かす側にまわる、から2度楽しめる。



唯一盗撮した恐怖に関する賢人の名言がこちら。



是非、お勧めであーる。

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