All is Vanity

この日は息子の立川マラソン出場の応援で昭和記念公園へ。 公園に着くや娘の体調が急変し、応援もままならず 病院へ直行。 それにしてもものすごい敷地面積に、そびえたつホテルのような佇まい。 日曜日の救急ということもあり人もまばら、 変な話だが、居心地の良い病院である（小児総合センター）。 中もこんな感じで、海外の空港を想起させた。 待ち時間、次々と急患がやってくる。 泣き叫ぶことをやめない生後3カ月くらいの赤ちゃん、 どうしたのかとよく見ると、左の手のひらが大変なことに。 きっと、アッツアツなものを握りしめてしまったのであろう・・。 応急処置はしてあるものの、頭から血を流している男の子。 冷えピタをおでこに貼り付けたトマトのように赤い顔をした女の子。 いつの時も、親は大変なもんだ。 子供のためなら、なんでも犠牲にできる、 自分の人生なんていくらでも引き換えに使ってくれ、 久しぶりにそんなことを考えさせられた。 患者の親にしてみれば修羅場なのだが、 建物内のあらゆるものが子供を意識したかわいい作り になっているところが妙なコントラストであり、 結局こちらの気を鎮めてくれる効果があるのを感じた。