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推薦図書①

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自分が被害者遺族の立場になった場合、 加害者に極刑を望むか否か。 極刑以外の何を望むんだ? 有期刑の場合、恩赦や生活態度次第で その刑期はどんどん短縮される。 無期刑にしたって、最近では30数年で娑婆に出てくることが可能らしい。 厄介なのは、服役している囚人の95%以上が 反省していないということ。 逆に、自分が服役することになってこっちが被害者だ、 くらいに考えているそうだ。 衣食住が担保され、娯楽も提供され、自由は奪われながらも のうのうと生き続けている凶悪犯罪者が大勢いる一方で、 被害者の遺族は癒されることのない悲しみと憎しみを 一生背負って生きて行かねばならない。 刑務所の内部を熟知した無期囚(仮釈放拒否)の著者によるこの本は 一層私の死刑賛成の思いを強くさせた。 しかし今後は敢えて、死刑廃止論に関する書籍を読んでみようと思う。 その時は、 自分が加害者もしくは加害者の親族になった時、 それでも死刑を賛成できるか・・・・ という問いに答えなければならない。 どういうわけか、こっちはリアリティに欠け、想像が膨らまず、 答えがなかなか出てこない。 それはともかく、代表選出馬の小沢氏は死刑廃止論者。