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though I'm not ready,

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そもそも今の自分にハーフマラソンを走れるだけの体作りができているのか。 かねてより胸に引っ掛かっていたモヤモヤと訣別すべく、 とにかく走ってみようと思い立った。 いつもは別々に走るコースを今日はぶっ通しで走ってみようと思った。 そして、絶対歩かないと決めた。 スタートから心掛けていたことは、コースの先を想像しないこと。 気が遠くなって無駄に疲れることは経験済みなのだ。 いつもの10kmコースがまだ終わらないころから、右ひざに違和感を 覚えだす。だからといってここで終われるはずがない。ペースを落として 膝への負担を軽くしてみる。 ストレッチが十分でなかったせいや、運動不足が祟り、腰、右のケツに 痛みが増してきた。この鈍痛が耐えがたいのだ。 ペースは十分すぎるくらいゆっくりなので呼吸はまったく乱れないのに、 腰から下が、部分的に石化してしまったかのような感覚が抜けない。 手を振ることで上がらぬ足を引き上げるようにして前に進む。 前方に買い物袋を提げたおばさんがのっそりと歩いている。 しかし、なかなか追いつかない、もはやそんなスピードになってきている。 はちきれんばかりの「歩きたい」という気持ちをオブラートで覆い隠すような自己との戦い。 この気持ちに負けずにコントロールしながら走り続けるところがメンタルスポーツたる所以か。 はたしてゴールまであと3kmを切ったところで、右ひざの痛みが限界に。 これは生活に支障をきたしかねないと判断。 葛藤の末、見えてきたセブンイレブンをゴールに決めた。ゴールの変更だ。 ゴールまでは歩かない、という初志貫徹は譲れないのだ。 そう考えた瞬間、どうしても飲みたいものが次々に頭に浮かんだ。 店内に入り、目的のアイテムへまっしぐら。 このようなデュルデュル系飲み物をバナナ、リンゴ、グレープフルーツの3種、 加えて温かいポタージュ缶を購入。 本来のゴールまで歩きながらデュルデュル飲んだ。 おそらく、2010年で口にしたあらゆる食べ物&飲み物のなかで、 食中食後の満足感は最大だった。 幸せってなんだろう、などとぼんやり考えながらゴールである妻の実家に到着。 用意しておいて