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運命。

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某白い犬で有名なケータイ電話屋さんの 軒先に並ぶ、巨大招き猫、猫、猫、猫・・・・ 会社の循環バスから見かけたねじれた風景なり。 今日はそんなことを書こうとしたのではなかった。。 上村愛子さん、さぞ悔しかったと思う。 久しぶりに「運命」について思い馳せた。 今よりずっと若かりし頃に彼女が”モーグルを始める” と固く決意したときにはすでに、「結局メダルは取れない」 という残酷な結末がサダメとして運命づけられていた。。。のか。。。 なんてことをふと考えた。 運命は知りえないからこそ人は頑張れるんだ。。。 知ってしまったら、メダルが取れないのでは、という恐怖心は消え、 向上心は低下し、「メダル獲得」という事実とのパラドクスが生じる。 よって運命は知りえないからこそ成就しうる運命であり、 知ってしまうことで本来の運命が全うされないという不条理を引き起こす。 今回TVで観戦していてつくづく、 運命っていうのは容赦なく淡々と事実だけをその当事者に 突き付けるものだ、と改めて思い知らされた。 どう考えても彼女の今までの軌跡を辿ればここでメダルでしょ。 そこまで悔しい思い、したことなんかないな、俺は。。。 一生懸命生きなくては。