17年目のランチ




この4月で17年目に突入。

会社近隣の鉄板焼きステーキ店。

いまだに覚えてもらえず。

あと何年通っても、

「まいど!」

ってな感じにはならないでしょう。



スーツからカバンから全てににおいが付くものの、

会社の席に戻れば全身ファブリーズを浴びてリフレッシュ。

それでも食べたい鉄板ステーキ。



そういえば、いつもいたおじいさんが不在で、50代くらいに見える息子が

4つくらいのテーブルを掛け持ちでジュージュー・・・

隣の客が

「あれ、今日は、、、おじいさんは??」

の質問に、

息子:「もう86でして、具合が悪いって・・・」


でも私はいつも気になっていた。

この息子、ランチの忙しい時間はそのおじいさん(自分の父)に対して

鬼のようなマキの入れ方。

冷たい指示。

動きの若干緩慢な実父に

対するあからさまな狼狽・・・

あれは見たくなかった。

私は思った

”おじいさん、

 帰れるんだ、もうそれで十分だ・・

 おお神よ、彼を救いたまえーーオーっ

 ライラライラライラライラライ・・・・・”

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